女性の再就職AtoZ一覧(2)何歳からでも復帰はできる![]() 古川 晶子(ふるかわ・あきこ)さん
キャリアフォーカス研究所 主宰
1966年福岡市生まれ、九州大学文学部卒業。現在はさいたま市在住。男女共同参画センター企画・広報職、人材会社キャリアコーディネーター、人事コンサルタント会社事業開発部長などを経て、2006年よりキャリア教育プロデューサー&人材育成コンサルタントとして独立。学校のキャリア教育から中高年の再就職まで、幅広いテーマ・対象のプログラムを手がける。キャリアフォーカス研究所http://www.geocities.jp/cfocus000/
かつて働いていた女性で、「もうこの年では」「○歳代では」と、ご自分の年齢から再就職が難しいのではないかと不安を抱いている方にお会いすることがありますが、だいじょうぶ。あきらめなければ、何歳からでも復帰はできます。 いろいろな方にお会いしている側から言わせてもらうと、このような方はすべての年代にわたって存在し、みなさん「もう少し若かったら・・・」とおっしゃいます。ということは、逆に言えば何歳代の方にもチャンスがあるということではないでしょうか? 少子高齢化が進む中で、30〜50歳代の人口は減少する傾向にあります。従来、労働力の主力とされていたのはこの年代の男性で、仕事の機会はこの層に集中していました。 しかし、その絶対数がどんどん減っているのですから、当然の結果として女性や高齢者には労働力としての期待がかかってきます。これを後押しするために雇用に関する法律も整備され、企業も現実に迫られて考え方を変え始めていて、求人状況は変化しています。今は、年齢だけを理由にあきらめなくてもいい環境なのです。 また、年齢を重ねているということは、その分、生活者としての経験があり、幅広い顧客のニーズや満足のポイントを知っているということでもあります。企業が画一的な商品の大量生産・大量消費で競争する時代が終わり、多様なニーズにいち早く対応することがビジネス成功のカギを握る今、年齢を重ねた方の経験が、新しい仕事を生み出す可能性も十分あります。自信を持ってください。 ご相談の場で、「私は年齢を言い訳にしていたんですね」という気づきを得られる方もあります。自分が一歩踏み出すことの不安を、「難しいから求職活動をやめる」という選択肢を用意することで緩和していた、という意味です。 確かに、新しい世界に踏み出すのは誰でも不安なものです。しかし、行動することから得られる自分自身の成長は、何にも代えがたい喜びであるのも事実です。少しでも再就職の意欲があるなら、前向きに行動してみることをおすすめします。 古川晶子のキャリアフォーカス研究所http://www.geocities.jp/cfocus000/ (2009年11月18日 読売新聞)
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